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【2024/04/20 04:47 】 |
華麗な宴にようこそ。〈後編〉
華麗な宴にようこそ。〈前編〉はコチラ

今年の冬に木村拓哉主演で「実写版」が公開されるということで再び注目を集めている「宇宙戦艦ヤマト」。
「デスラー総統」を伊武雅刀が演じるという噂は本当なのでしょうか(笑)?

自慢ではないが管理人は、「ヤマト第1世代」である。
松本零士の原作を読み、テレビ版を観て、劇場版の第1作も当然、映画館で観ている。そして劇場版第2作「さらば宇宙戦艦ヤマト」の主題歌「ヤマトより愛をこめて」を歌っているのが沢田研二だ。

そしてその頃、管理人は初めて「アルバム」を買った。もっとも、ミュージック・テープであったが。(管理人はもっぱらミュージックテープ派で、レコード盤のアルバムを買うようになるのはだいぶ後のことだ)「今度は、華麗な宴にどうぞ。」というちょっと変わったタイトルで、アーティストはもちろん、沢田研二だ。
このアルバムには、先に挙げた「ヤマトより愛をこめて」も収録されている。ヒット曲としては「ダーリング」が入っているが、全体的には「ポップ」というよりも、歌詞に重きを置いたバラードなどが印象に残る「大人のアルバム」といった作品だ。
これは当時、ジュリーとタッグを組んでいた作詞家の阿久悠のカラーが全面に出ているように思える。そして「シングル」と「アルバム」は別物、という姿勢も確立していたようで、結果的に小学生には難しいアルバムだったかもしれない。(しかし、阿久悠の歌詞自体は平易で、難しい言葉を使わずに深い内容を描く力はさすがである)

さてさて、80年代に入っても沢田研二の勢いは衰えずヒット曲を出し続けていたが、中学生になった頃、管理人のほうから徐々に「歌謡曲」自体からフェード・アウトしていったようだ。そのころはサザンオールスターズにハマり、やがて洋楽に目覚めてビートルズへ、という流れになっていくわけである。
ときどき歌番組で観るくらいになったジュリーだが、70年代後半のようなビッグ・ヒットこそ無くとも「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」など(やたら・が多いな)シブい名曲を歌っていた。

時は流れて、それから約18年後。「平成」ももうすぐ10年になるという頃に管理人は、ついに沢田研二のコンサートを観ることができた。
毎年アルバムをリリースしているジュリーは、あくまで「新作アルバムの曲を発表するためのツアー」をやっているために、「懐かしのヒット曲大会」にはならない(そういった企画の時は除く)。しかし、お客さんの中にはそれを期待して観に来る人もいるわけで、ジュリーはそのことをコンサートの最初の方に(冗談まじりで、やんわりと)説明していたのが印象的だった。
つまり、コンサートは「テレビ」とは違う、ということである。

とはいうものの、心優しいジュリーは、往年のヒット曲を何曲か演奏してくれた。あの「カサブランカ・ダンディ」のウイスキーを「ブッ!」と吹くヤツを生で観れたのは感激モノだった。

ジュリーもすでに還暦を迎えた。あいかわらず毎年アルバムを出し、コンサートツアーをしている。管理人が夢中になっていたあの70年代後半の頃から、つねに走り続ける「現役選手」の背中をこれからも追い続けていきたい。

「テレビに出ている人」=「スター」

こう考えている人たちから見たら・・・

拍手[4回]

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【2010/02/13 20:22 】 | 未選択 | 有り難いご意見(1) | トラックバック()
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有り難いご意見
無題
いやぁナリナリさん、本当に僕の子供のころとかぶっているんですね。

僕はそこまで頑張ってヤマトを見ませんでしたが、「さらば」を見た後に「完結編」ができた時は、いい加減にしろと言いながら見に行きました。

CGではやって欲しくないですね。実写なら許容範囲と思います。
【2010/02/14 11:05】| URL | Jay #4fbe7ad8d9 [ 編集 ]
Re:無題
「銀河鉄道999」にも言えますけど、あのころの松本零士作品は最高ですよね!
ヤマトは、「シール(アルバムの所定の位置に貼って完成させていく)」にもハマって、必死で集めてました。ささきいさおの歌うタイトル曲、そして「真っ赤なスカーフ」も名曲でした。
【2010/02/14 17:50】


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