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チャック・ベリー ボ・ディドリー レイ・チャールズ ジェームス・ブラウン スティービー・ワンダー ボブ・ディラン ポール・マッカートニー リンゴ・スター サイモン&ガーファンクル ディープ・パープル ドゥービー・ブラザース ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース プリンス
そうそうたる海外アーティストの名前を挙げたが、これは管理人が観に行ったコンサートの顔ぶれの一部だ。ロック、ソウル系の名前だけにしてみたが、モチロン他にもジャズ、フュージョン、ポップス、カントリー、クラシックなどのライブにも行っている。 10代の頃から海外アーティストの来日公演に行っているので、すぐには思い出せない名前もあるが、これを見るとあらためて自分が「メジャー好き」ということに気付く(笑)。そしてブリティッシュよりアメリカの圧勝だ。 と、言うことで今回は「アメリカン・ミュージック」について少し。 「ソウル、R&B系」そして「西海岸ロック系」と、一見バラバラで節操がないように見えるが、これらのアーティストのサウンドの源流をさかのぼると、ほとんどがいわゆる「ブルース」的なモノにたどり着く。 あくまでも管理人の個人的な見解だが、現代のアメリカのポピュラー・ミュージックシーンは、いわゆるマイノリティの人たちによって創設されたモノだと思う。 そして現在のアーティストは人種に関係なく、これらの音楽的な遺産を受け継いで自分たちの「ルーツ・ミュージック」を一様にリスペクトしている。 ブルース・スプリングスティーンが80年代にエルヴィス・プレスリー的な音楽をやっても、だれも「今さら、なにやってんだ!」とは言わないし、リスナーのほうも歴史を分かっているので、受け入れてくれる。アーティストだけでなく、リスナーのほうも熟成された「聴くプロフェッショナル」と言えるだろう。 音楽をやろうとする人たちは、 「だれも聞いたことのないような新しいモノをやる」 ということを目標の一つにあげると思うのだが、だれしも自分が聴いてきた音楽の中でイチバン好きな時代やジャンルがあるはずだ。 「今は21世紀だが、1950年代のロックンロールが好き」 となれば、そのスタイルで現在でも演奏し、リスナーもそれが良い出来ならば支持する。国も若ければ音楽も若い、まだまだ「博物館行き」になるようなジャンルは存在しない、ということなのだろう。 来日コンサートを行ったアーティストの多くが、 「日本の観客は世界一だ。みんな騒がず真剣に聴いてくれるし、なじみのない曲を演奏しても、いっせいにトイレに立ったりしない。」 と、いうようなことを語る。 モチロンこれはリップ・サービスではなくホントにそう思っているに違いない。確かに日本の観客のマナーの良さは素晴らしいと思う。 しかしなんとなく日本の場合、演奏者→観客の一方通行的な感じが見えることもある。観客がべつにへりくだるわけではないが、「聴かせてもらう」「与えてもらう」という受動的な気持ちが強いのかもしれない。どうも日本的な考えでは、 「コンサートに行く=ハレ」 なのではないだろうか。モチロン、アメリカの場合は「ケ」である。 まさか「ハレ」と「ケ」まで出てくるとは思わなかった(笑)。 しかし観客のハナシは、文化の違いであるのでいたずらにアメリカナイズする必要はないと思う。(同じくアメリカの文化である「野球観戦」の方は、各地の球場でアメリカン・スタイルを取り入れてはじめているようだ) 音楽的には保守的な一面もあるが、先鋭的なモノもオールドタイムなモノも清濁併せて呑み込む、といった「度量の広さ」がアメリカンミュージックの魅力だろう。 PR |
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