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キング・オブ音楽メディアは?その1
キング・オブ音楽メディアは?その2 現在はさまざまな音楽メディアがありますが、私に取ってのベースはカセットテープ、コンパクトディスクそしてアナログレコードの3種です。 その1で取り上げたカセットテープ。前回はFMのエアチェックに使っていたことを語りましたが、私がが本格的なコンポを組める身分になった時も、まだまだカセットデッキは重要なポジションを占めていました。 初めて単体のコンポを組んだ時、結果的にメーカーはバラバラになってしまったのですが、デッキは結局ソニーに落ちつきました。AKAIとかTEACあたりと比較したのですが・・・コンポの話はまた改めて語ることにします。 一般的にカセットと言えばコンパクト・カセットのことを指しますが、親戚にはケースに入っていないオープンリール・テープ、マイクロ・カセット、8トラックなどがいます。 その2ではCDのことを少し語りました。CDにもMD(ミニ・ディスク)という弟分が居ますが、発表当時から私にとってはあまり馴染みのないものでした。確かに、CDの多機能とカセットのコンパクトさを兼ね備えた「録音できるCD」は画期的だったとは思います。 フルスペックのCDに対して、MDは人間の可聴帯域以外の音を省いている、という話もありました。 今でこそ圧縮された音源が当たり前になっているとはいえ、当時はそのあたりの、「CDと比較して音がどうのこうの・・・」という議論もあったと思います。 私も今なら、「人間に聞こえない音入れてもしょうがないじゃん!」と言うと思いますが・・・。 MDを開発したソニーは、自社のアーティストのアルバムをMD化したソフトを多数、発売しました。カーステレオのデッキやMDウォークマンも発売されましたが、今となってはどうもCD、カセットから「メモリー」への橋渡し的なメディアだったような気がしています。 さてさて、いよいよレコードの話です。 まずはじめにひと言。 音質のことは忘れてください(笑)。 私がレコードのことで思い出すのは、「匂い」「手触り」など、音とは別のことばかりです。 匂いは、レコード盤自体のビニールの匂いもあるのですが、忘れてはならないのが「レコードスプレー」です。スプレーは、「使わない方が良い」派も居たが、私は使っていました。 レコードを片手に持ち、スプレーをシュッとかけて、クリーナーブラシでサッと拭く。拭き取りは、ターンテーブルにレコードを乗せてからでも良い。 この習慣は、放送部にいた経験から来たものかもしれません。 「レコードは財産として大切に扱うもの」、という気持ちです。 そしてレコード針も専用のクリーナー液とブラシで掃除をします。レコードにはこういった儀式が必要であり、これは管理人がかつてオートチョークでない自動車に乗っていたときの、始動するにあたっての一連の操作に通じるものがあります。 管理人の「クラシックカー」趣味についてはまた、別の機会に語りましょう。 そしてレコードを聞くにあたって最大のイベント、それはなんと言っても ひっくり返す と、言うことです。 ここで肉体的な動作をすることによって、音楽を聴く上での中だるみを防止して、「さあ、後半戦突入だ」と、仕切り直しをするわけです。 そしてアーティストのほうもアナログ時代は、アルバムのA面、B面の流れを考えた製作をしていました。昔のアルバムには1曲目と最後の曲が2回あったわけですから、今よりも悩んで製作していたことと思います。 これまで、カセット、CD、レコードのなかで、どれがいちばん優れたメディアかということを考えてきたわけですが、そろそろ結論を出すとしましょう。 それぞれに素晴らしい長所を持っているわけですが、カセットの手軽さ、CDの便利さ、レコードの楽しさ、これら全ての長所をあわせ持ったメディアが・・・ これから出てくるでしょう。 未来に夢を託して・・・ PR |
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