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【2017/09/20 11:07 】 |
510ブルーバードの思い出〈恋慕編〉
10年以上前になるが、国産のオールド・カー、俗にいう「旧車」にハマっていた。
旧車の定義はさまざまだが、一般に国産車が「外国車」のコピーから抜け出て高度経済成長の波に乗り、「販売のトヨタ」と「技術の日産」が真っ向からぶつかりあっていた頃の車を指す。
いわば日本車がグーンと伸びて行った時期だが、やがて「排ガス規制」により「牙」を抜かれた頃から、尖った個性的な車は少なくなっていき、旧車の黄金時代は終焉を迎える。

さて、当時(今もあると思うが)旧車の専門誌が2種、発売されていた。「Nostalgic Hero」そして「Old-timer」だ。隔月刊のこの雑誌を管理人は毎号買っていて、「いつかは旧車に乗りたい」と思いながらカー・ショップの広告を眺めていた。
そしていつしか、実物を見に県内や県外のショップに遠征したりするようにもなる。たったの「197台」しか生産されていない幻の名車、KPGC110つまり「ケンメリのGT-R」を見た時は感動したものだ(と、言ってもカバーを掛けられていてほとんど見えなかったが)。

好きな車はいくつかあったが、しばらくして日産の「510ブルーバード」にターゲットを定めた。「ダットサン」の系譜に連なる伝統の車で、ブルーバードの名前が付いてから3代目のモデルだ。ライバルはモチロン、「トヨペット・コロナ」だ。「BC(ブル、コロナ)戦争」と呼ばれて、熾烈な争いを繰り広げた。
ものすごく乱暴に両車の特徴を挙げると、「革新的なメカニズムを取り入れ、見た目よりもファン・トゥ・ドライブを追求、軽量級」のブル、「デラックスな装備、見た目の豪華さ、お買い得感」のコロナだ。
そして結局軍配はトヨタに上がり、販売数で差を付けられることになる。そしてこの争いはサニー vs カローラに引き継がれていくわけだ。

ところで、「旧車」と呼ばれてコレクションの対象になるのは、その車種の全てのグレードではない。
いわゆる「スポーツモデル」要するに「速いヤツ」だ。その車が新車で発売されていた当時、普通の使用者は「スタンダード」や「デラックス」などのグレードを買う。モチロン、タクシーも然りだ。

しかし、「スポーツモデル」は違う。カナリ違う。

まず、エンジンが違う。排気量は増え、パワーが上がり、それに耐えられるパーツ、足回りも強化。シフトもコラム・シフト(ハンドルの付け根の所から生えているシフト)からフロア・シフトになり、シートもベンチ・シートからセパレートになり、バケット・タイプのモノが付く。タコ・メーターなど、計器類も増える。
そして、なによりも違うのは「値段」だ。

当時の若者もモチロン、スポーツモデルが欲しかったが、まだまだ車の価格は現在の基準とくらべても高価であった。さらに、まだまだローン(当時は「月賦」)も一般的ではない時代である。そこで、エンブレムやステッカー、外装パーツでスポーツモデルを装うなど、涙ぐましい努力をしていた。

510ブルーバードの思い出〈購入編〉に続く

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【2010/02/04 19:51 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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